自分の殻に皹を入れる、訓練。

旧正月を過ぎて、突然に自分を見つめ直すモードに入ってます。

最近、本を読んでいない、好きなもの以外の・・・。

ラジオやテレビやウェブで新鮮な情報を入れ込んでいるけど、新鮮なものがよいとも限らない。新鮮だけど情報が整理されていないものも多い、それを毎日どんどん体に入れるとちょっと消化が悪い。本のような、時間を掛けてまとまった形になったもの、それをゆっくりと取り込んでいくのも、大事なことだなと。

インターネットの情報が正確だとか正確でないとか、役に立つとか立たないとか。そういう見方で白黒つけようとするのは嫌い。情報をどう受け取るかというセンスを磨くのが大事だと思っている・・・。でも、そのためには結局本やなんかで、磨かないとだめなのかも、と思ったところ。

自分は、正直話題の本を読んだことがない。話題になればなるほど読みたくない。あまのじゃくな性格。でも、一度読んでみるのもよいのかなと。そしてそれをどう自分の中で評価するか。それで自分と世間との距離が測れるのかもしれない。

世間に迎合しようとは思わないけれども、世間と違う方向へ行くのなら、ちゃんと世間の位置を知っておかなければ、知らないうちに、どこにでもいる人間になっちまう。

自分のようにインターネット中毒的な人が、インターネット情報だけを餌にしてしまうと、みんなが同じような色の殻に染まるような気がする。卵は卵だけど、みんな赤いとか。

ネットが広く使われているとはいえ、多様な中でもある一面は一定のスキルや生活様式が似通った人の集まりだろうから、その共通性に於いてより同調することで、さらに揃う・・・という面はあるのかも。

やはり、ネットブックを捨てて、図書館へ行こう。そう思うのであります。今住んでいるところには立派な図書館はないけど、幸いなことに、今度の職場の移転先が市立図書館の近くなので、しめしめである。

– – –

最近、

風の音を聞いて、
空を眺め、
雨を感じたい

と思う。詩的に聞こえるけど、何かから逃げたいだけかもしれないぜ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です