4月1日はいつも何かが変わる日

re_logo.jpg「いつか必ず番組は終わるんだ」という心の準備はラジオ好きとしてはいつもしているわけですが、朝のリズムだったり、昼の救いだったり・・・人のココロに 効いていることもあるラジオなので、それが終わってからしばらくの間は「ぽっかり」と穴が開いた感じがするもんです。

FM COCOLO。関西の外国語放送局で、東京のInterFMと同様な存在のFM局が、同じ関西のFM局FM802系列の制作会社に番組制作を委託することになったようです。8割の番組は終了してしまうようで、長い間リスナーだった人にとってはショックなこと。

もちろん、こちら関東では全く聞けないので、これまでどうだったのか、そして4月1日以降はどうなるのか、分からないのですが、たぶん数年前のInterFMに似た状況なのかも。

InterFMは、妙に電波が弱い上に外国語放送局なのでやはり経営が苦しくなってしまったんですが、いつ頃からかあるクリニックのCMが1日中(しつこく)流れるようになり、あれよあれよと人気番組が突然終わったりしながら、原型をとどめない程にめちゃくちゃに。

そんなころから、テレビ東京が親会社に。もちろん、その後も「あら?ここはInterFM?」と思う番組は数多くありましたが、2010年、現在のところ結果的には落ち着いてきたようです(大好きなK.C.が戻ってきていないのは残念ですが・・・T_T)【→追記:K.C.は日曜日15時の英語での競馬中継で戻ってきました!。1時間とは短いけれど】。

ラジオ局は「経営が思わしくないので、明日閉店します〜」というわけにいかず、時代に合わせて局全体が変わっていくのは仕方のないことでもあります。

さて、4月からFM COCOLOは45歳以上をターゲットにしたFM局に生まれ変わって、FM802と差別化するという方向に舵を切るようです。

30代の自分を含め「45歳」というコンセプトの意外な年齢設定に、恐怖を感じている人も多いと思いますが、ターゲットを絞ったものがうまくいかないのがこの世界。結果的に、柔軟な方向転換をしないと生き残れないので・・・半年から1年後にリスナーが定着してなければ、一気に元に戻るかも。

もちろん、FM802を卒業したリスナーをそちらに・・・とかAM局からリスナーを・・・とか、プラス方向の思惑はあるのでしょう。けれど、これまでのリスナーは番組が気に入らなければ聞くのをやめてしまう。その去ったリスナーと新たなリスナーで差し引きで、リスナー増加となるかどうか。

FM802は35歳ぐらいまでをターゲットにしているらしく35歳から45歳はどこへ行くのかは分かりませんが、4月1日に実際の番組が聞けるようになったところで、どういう反応が出るか・・・ですね。まんま昔の802じゃんとなるのも、また一つで。

この4月は、TOKYO FMもJFN番組をやめて、大幅にローカル番組を増やすようです。昔の状態に戻るという感じですが、いつの時代まで戻るのか心配。戻りすぎて、バブル期のような内容だと、またズレるかも。

個人的には、ゆったりコーヒー飲みながら聞ける番組があれば、それでいいのさー、とは思うんですが、TOKYO FMの昼間は全時間帯がせわしないような気がします。

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