月々払い、の罠?

Adobe Creative Cloudの価格は月額5,000円ということ、じんわり考えてます。

サブスクリプション形式のサービス、つまり定額で使い放題、というとインターネットプロバイダなども含まれますが、それは置いといて。デザイン関係だと、フォントのサブスクリプションサービスが一般的になってきたのかなと思います。2台巨塔(?)の…。

 



おや、写研のフォント化はまだかって感じですが(年内なのであと1ヶ月ちょっと?)。

話を戻して、それぞれ25,200円、52,500円の年会費のサービスですので、LETSが安い…。とはいえ、PASSPORTが倍近い書体数なのでフォント単価はほぼ同じと考えてもいいんじゃないかと思います。その単価そのものが、安いか、高いか、は別として。月額にすると2,000円と4,000円。

初回は入会金込みのパッケージを購入して、申し込みをして1年毎に更新料を支払う形式。現在契約中のLETSでは店頭での支払いをしているので、ここらへんはちょっと面倒なところ(店舗のフォントによるの売り上げを横取りしないように配慮した結果なのでしょうけど)。

そのLETS10年目になりました…。トータル250,000円ほど払ったことになります。年会費を払うたびに「買い切った方が得…」な金額にどんどん近づいていくわけです。Adobe Creative…のようなソフトウェアと違って、個別のフォントが2年ごとにバージョンアップするわけでもありませんし、新書体をいち早く使えるメリットはあるものの、はてさて…得なのかどうか。それでも月額2,000円だし、なんとなく契約を継続しています…。

ただ、日常的に作業をしているとモリサワの出番も少なくはない。新ゴ、ゴシックMB101、リュウミンなどは買い切りで持っているものの…新しい書体群にもちょっと興味があります(UDフォントとか)。しかし、PASSPORTを契約するとなると、月4,000円のプラス…。

その上、来年からはAdobeの5,000円、そうだATOK Passportの300円…もある。今後Microsoft Officeなどもそういうサービスに移行するかもしれません(発表はないものの可能性はなくはない)。

ふむ…。ソフトウェア会社も、決まった収入で安定するし、ユーザー側もアップグレード料金を考え込まなくても良い…。でも、それが少しずつ積み重なっていくと、負担が軽いとも言えない…。

分割払いとかリボはだめよ、と家訓で禁じられているのに(?)、これはリースと一緒ではないのか。

悩ましいです。

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