ラジオ用自宅サーバの統合。

タイトルが大仰。

iBookにRadioShark2+QuickTimeBroadcaster、IBM ThinkCentreにデジタルラジオ+Shoutcastでどこでもラジオが聴けるしくみを作ってしまった。けれども、iBookがG3と非力であるために、ストリーミングが切れたり、途切れたりするので、CeleronなIBM ThinkCentreに2つを統合。

そのうち、RadioShark2は付属ソフトではなく、Radioサーバーというシェアウェアで、録音やネット経由の操作ができてとても便利。

Radioサーバー(Vector)

見た感じの操作画面のデザインはロック音かなり割り切っているけれど、ブラウザから操作できたり、WindowsMedia形式でストリーミングを聞く事も可能(あくまで個人利用ですが)。

同時に、Shoutcastも動いているけれど、こちらは本体のオーディオからで、RadioサーバはRadioShark2のUSB入力音声だけを配信するので独立していて、音声が混ざる事もない。また、聞いていない場合には、自動スリープするのでShoutcast側で聞いている番組があるときなどは、特に負荷がかかりすぎることもないはず。

問題があるとすれば、RadioShark2のアンテナと音質。AMの内蔵アンテナは小さなループ状のアンテナが入っているだけ。もともとコンディションの悪い地元のNHK、AFN、TBSはほぼ聞こえず、文化放送とニッポン放送専用。5000円ぐらいのAMラジオ用ループアンテナを付けたら、ノイズの方が増幅。そもそもパソコンはノイズ源。USBで遠くまで話したけど、今度は窓の外にあるノイズ源に近づいてしまった。

FMはケーブルテレビの再送信を入力しているけど、特殊な端子(ミニプラグのアースがアンテナ)のため、市販のアンテナ変換ケーブルではうまくいかないので自作。自作ケーブルでは、ノイズ処理がちゃんとできないと、へんなノイズを広い混んで不安定。チュルチュルと聞こえる局もあるのが残念。

AMのコンディションが良い場所と、FMのアンテナの状態が良い場所がうまく一致しないので、どちらかにやや難あり。

RadioサーバはNOVACのRadio Mateにも対応している。AMとFMで別々のアンテナ端子があり(RadioShark2にはAMアンテナの入力端子はなし)、音質はやや籠もり気味だという話だけど・・・ちょっと興味アリ。

でもなぁ。

結局そこまでしてラジオを聞こうという人は減っているようで、この受信状態をどうこうとか、どこでも聞けるようにしたいとか・・・。そういうのが、たとえばネットで同時配信されているとか、気軽に聞けるようになれば、また違う未来が開けそうな気がするのだけど。

ラジオは聴取者が増えないと、結局ダメになるような気がします。特にAMは都市化や家庭内のノイズ源の増加に対応できてない・・・その点でデジタルラジオは期待されるけど、でもこれもどうなるやら。NHKもラジオ第一をサイマルしてほしいなぁ。

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