表面だけをなぞってマクドを語ってみる。

とにかく、行ってないなぁと。

そもそも…ちょっと前のマクドナルドって子供向けみたいなイメージが強かったような気もする。ハッピーセットのCMとか、ドライブスルーのCMみたいにぐずっていた子供が笑顔になるような場所、っていうイメージがあったり、ほっとする場所というイメージ。コーラスの♫マクードナールードー〜みたいなのも上品。

で、YouTubeで最近のハッピーセットのCMを見てみると、これは…おもちゃのCM?と思ってしまいそう。

ハッピーセットのサウンドロゴも子供のシャウト(?)。以前のような男声コーラスの♫ハッピーセット♫ではないので、全体的にガチャガチャうるさい感じ。最後は、I’m Lovin’ It。で、マクドに行ってみると(外から覗いてみると)、ほんとにちょっと「うるさい」とか「ガチャガチャ」した雰囲気。

もしかすると、昔のCMで見られたような「天使のような子供の笑顔」だったり「恋人同士のやりとり」なんかは、その「現実」を中和する役目もあったのかもしれない。自分がそういうドラマの主人公になるような。

ところが、たぶん、I’m Lovin’ Itあたりの世界統一キャッチコピーあたりから、どこか「ヤンキー」な感じが増幅されてしまったような気がする。バリバリの英語アクセントでのそれは「マクドって格好いい」ではなく「マクド…バタくさー」とか「チャラーい」であって、子供の声でのI’m Lovin’ Itは………ああ、腹立つ(心が狭い)。

なぜ、世界統一キャッチコピーにする必要があったのか?はよくわからない。各国メニューもバラバラで、雰囲気も違うだろうに。日本的には「だいすき!マクドナルド」でもよかったんじゃないかなぁ。ベタだし子供っぽいけど。

もし、I’m Lovin’ Itに引きずられて、ビッグアメリカとか古き良きアメリカのバーガーみたいなのを指向してしまったんだとしたら、このキャッチコピーが諸悪の根源かもしれない。

さらには、その前後から、積み重なっている「マクドは不健康」のイメージは相当あるわけで、「I’m Lovin’ It」=「好きなんだから、不健康でもしょうがないだろ」的な開き直りすら感じてしまったりもする(考えすぎ)。

ということで、結論。CMを変えましょうマクドナルド。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です