改めてイエデン〜家の電話〜を考えてみたり。

イエデンが減少し始めてもう数年、いや10年ぐらいになるのかもしれない(15年くらいらしい
きっかけは、固定電話の権利(と言われる初期費用)が必要のない「携帯電話」というものが登場したことなんだろう。もちろん、それと前後してインターネットを使うIP電話も登場したけれど、別途料金が掛かることを考えれば、携帯以外に新規で持とうという人はそれほど多くはなかったかもしれない。

IP電話は固定電話の置き換えが主で、NTTの固定電話(初期費用もたっぷり払ってる上に基本使用料も高かった)に比べると、基本料・通話料ともに圧倒的に安い。もちろん、メタル線と違って、停電時には止まってしまうというのが欠点とはされているものの、実質的に大きい問題とは思えない(単なる停電がレアな状況になり、大きな災害時には通信は不能と考えておいた方がいいわけで)。

そんな、お得なIP電話…とは言っても、少なくとも一人世帯では家の電話を使う人=携帯電話を使う人なので、わざわざ2つとも持つ必然性はないと思うし、家族全員が個人電話を持てば基本的に連絡には困らない。…そしてどんどん減る…。

か、と思いきや。

携帯電話が持ち歩くものであって常にそばにあるばかりに、知っている人だけでなく、知らない人、勧誘、セールス・・・携帯宛に電話がポコポコ掛かるということは、なかなか面倒なお話。

先日も実家の光IP電話からケーブルテレビのIP電話に切り替えるという話があり、電話会社間で番号を持ち運びをすることになったのだけど、とはいえ、使う機会と言えば、町内の連絡網であったり、イエデン同士の会話であったり。そして勧誘、セールスが掛かってくるための電話であり。

つまり、携帯電話はパーソナルな電話で知ってる人の間だけで共有して、イエデンは家族全体、かつ公開用の電話という使い分けになりつつあるのだなと。

こんな風に子機が2台…というのも、ご商売でない限りはあまり必要性がなくなっているかもしれない。携帯電話を持たない世代がいたり、広い邸宅ならまだしも。もしそうだったとしても携帯電話がその代わりになってしまう。

さて。

でも公開用の電話である。電話機をわざわざ準備するのも面倒ではあるし…ということで、ここ数年はSkypeの050番号を使ってきた。
Skypeのアカウントから050で始まる番号を取得すると、Skypeのアプリ宛で電話が掛かってくる。iPhoneでもよいし、Macでもよいし。
ただし、有期契約のため、最長で1年ごとには更新をしなくてはならず月額プランと合わせると1万円弱/年は掛かってしまう(700円/月ぐらい)。
その上、相手先への番号通知は基本的に出来ない…(たまに何かは表示されている)。

となると、ひかり電話などIP電話を契約した方が得なんじゃないの…ということに。
今では、光回線の販促として、auスマートバリューなどイエデンと携帯電話を同一契約にすることで1000〜1500円程度の割引があることを考えると、別でSkype番号を持つよりも、こちらの方がお得なのかも。

これであとは留守番電話付きの小さい安い電話機を付ければOK。着信転送を使えば携帯に電話を転送できるけれど、公開用の番号なら必要ないでしょう。

しかし…電話機安いな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です