「しちゃうかも。」・・・新聞社のWeb

「オバマ氏、20日に勝利宣言しちゃうかも」。

なぜか軽〜い感じの記事タイトル by asahi.com。
もちろん、日本語でそう話したということではないので、もしかすると原語でそういう軽いニュアンスだったのかもしれませんけど。さすが、我がブックマーク「News」カテゴリの1番に君臨するだけのことはある。

ちなみに、2番目は毎日新聞、3番目は読売新聞、4番目以降が西日本新聞、宮崎日日新聞とつづき、ようやく産経MSNです。頻度によって並べてたんですが、以前に比べると読売よりも産経をよく見てますので、順番変えようかなと。さらに読売より前に東京新聞も入れてみました。

最近ブックマーク整理をはじめましたが、気持ちよい反面、気持ち悪い。マウスさばきで以前の操作手順を覚えているので、頻度が高いものをアクセスしやすいブックマークバーに登録したはよいものの、慣れるまで時間が掛かります。

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「新聞は無料になる」と認識する新聞社幹部は過半数[ITmedia : REUTER]

新聞社のジレンマ。新聞社は何を売っているのか。記事なのか、それともインクの載った紙なのか。

本来は記事を売っているのであって、それを紙にインクを持って表現して物体化したものを売る、つまり新聞紙は媒体だけど、それ以外で売る方法がなかったのはインターネット以前。

記事データをYahoo!などのポータルに渡すのは一つの方法だけど、企業to企業ではなく、企業to個人で記事課金で成功した例はまだない・・・。過去記事検索については課金があるけれど(その関係で、過去記事は消えていく)、当日の内容は無料で見られる。

無料の代わりに、広告が表示される。でも、新聞社Webの広告収入が、紙を売るよりも儲かるということもなさそう。産経新聞のようにWeb上にレイアウトした紙面を配信するという方法もまた成功してるとは思えないし、携帯電話向けはサイズの制限もあって読み応えがない。メールアドレス登録を必須にしてメルマガ配信もされているけど全然読まない・・・。

新聞社は、なんとか課金する方法を模索しているけれど、それはまだ見つかってないのですね。
どうなるんでしょう。新聞社が絶対必要ではないけど、潰れていくのはやはり問題あり。

新聞社は放送局を持っているところが多いので、競合を避けるためか動画を配信しているところは少ないです(そもそも動画で取材してないのですが、やろうと思えばできるだろうという話)。しかし、文章と止まった絵だけでは、テレビなどにわかりやすさやインパクトで負けてしまう部分はあります。

逆に、放送局のニュース動画は「雰囲気」や「感じ」をつかみやすい、読まなくて良いという面はあるものの、原稿はアナウンス原稿で、動画の内容以上のことは、ほぼわかりません(例:TBS news i)。

変な棲み分け方になっているところを見ると、放送局と新聞社も融合しちゃったほうがよいかもよ、と思うのでした・・・。

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