SanDiskのSSD、どれを選ぶ?問題

AmazonでSanDiskのポータブルSSDを検索すると、この形のSSDがどわっと出てきてしまうわけですが…ぱっと見、違いがわかりにくいのが、難点。とりあえず一番安いのでいいや〜と2年前に下記と同型の550MB/秒のスタンダードタイプ(旧機種はSDSSDE60-500G-J25)を購入しました。

実際に使ってみますと、1つ、2つのファイルだと「ああ、さすがSSDだ、速い、速い」と思う読み出し・書き込み速度なんですが、細かいファイルが大量にあるようなディレクトリをコピーすると結構時間がかかります。
大きい動画ファイル1個の書き込みはそれほど遅くないので、この差が地味なストレス。

ですので、TimeMachine用のバックアップディスクとしては向かないなと思いました。
手動バックアップで使う場合には一旦zipで固めておくと、速くコピーすることができますので、その用途ならよいかと思います。

そんなこれまで使ってきたスタンダードタイプのSanDiskのSSDですが、先日のHDDを飛ばしちゃった以降、バックアップの仕方などを考えていまして、外付けHDD、OneDriveなどのクラウド、そしていざというときには持ち運べるように3つめのバックアップ先としてSSDを使うことにしました(あくまで手動バックアップですが)。

これまでは、一時ファイル用に500GBのディスクを使っていたのですが、それを第3バックアップ用に明け渡して、前のものよりちょっと速い外付けSSDを選んでみました。

見た目そっくりなんですが、実は寸法はちょっとずつ大きく、読み出し速度は最大1000MB/秒です。
お値段も倍になっております…。

今後の使い道としては一時ファイル置き場や持ち運び用であり、さらに、DaVinci Resolve で編集する予定のデータをいれて、2台のMacどちらでも作業できるようにする予定です。

実測!

ということで、DaVinci Resolveに入っているディスク速度を計測するアプリで2機種を計測。

MacBook Proは当然のことながらスピードも十分、ALL OK。
今回購入したSanDiskのミドルレンジは、4K/60P 10bitのファイルの読み書きが厳しい。
2年前に購入したSanDiskのスタンダードSSDは、4Kの編集はやや厳しい感じです。

書き込みだけ×の場合は読み出しする分には大丈夫なので、自分の使い方では問題はなさそうです(そもそも自分の使っているG9 ProではProResではないので、条件も違っています)
とはいえ、HDDの上に置いて4K動画編集するより何百倍かマシです(このたび飛ばしてしまったディスクは160MB/秒ぐらいなので、Full HDが限界ですし、ずーっとカリカリカリカリ音を立ててました…遠い目)。

なお、このスタンダード、ミドルレンジ以外に一番上の兄、ハイエンドがありまして。

型番の中の60があるものがスタンダードモデル、61がミドルレンジ、80がハイエンドという区分けらしいです。
クラス別で見た目そっくりなSSDがならんでるので、Amazonのサイトの表記をよく見て間違わないようにご注意ください。

って値段が違うのでわかりそうではありますが、ハイエンドにオレンジの縁取りがあるぐらいで、手元にある2つは、取り違えそうです…。ちょっと大きいだけ。

このハイエンドタイプは2000MB/秒なのですが、「USB 3.2 Gen 2×2」対応の環境のみです。
Macの場合はUSB 3.2 Gen 2までの機種がほとんどだと思いますので、1000MB/秒以上は出ません。
ただし、1000MB/秒のモデルは実測の結果のように、700MB/秒あたりが限界ですので、ハイエンドモデルだと1000MB/秒いっぱいいっぱいを出すことができるかもしれません。そして将来的に対応した場合に長く使える可能性もあります。
(といってもかなりレアかなぁ)

手になじむちょうどいいサイズ感と手触りそして、輪っかつけられるところが好きなところ(性能に関係ない)
自分自身は、そこまでのスピードが必要なわけではないけれど、以前から使っているスタンダードモデルの遅さはつらかったので、ミドルレンジの機種を選びました、という感じです。いずれ、ハイエンドモデルにも手を出すかも知れませんが(´`)

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