そんなこんなで、この日がやってきまして。
最近の様子を見ていると、そう長くはないだろうな、と思っていたわけですが。
実家を離れてから、飼われ始めた猫なので、一緒に過ごす時間はとても短く。
まだ、お互いに若いころは、足に掴みかかるわ、飛びかかってくるわで(※注:猫が)、よくけんかをしたものです。
けんか?っていうのかはわかりません。キャットファイト?
猫的性格の自分とはある意味で相性が良かったかもしれません。
帰省しているときには、できるだけ「ごはん係」をしていたわけですが、「ごはんくれる人」という認識をあまりしてもらえず、「ごはん」って鳴いてこない。自分と2人きり(1人+1匹)になる時にも、確実に腹は減ってる時間なんだろうけれど、こちらには一切何も言わない。こちらが準備をして「ごはんだよ」と聞いてもしらん顔。で、うちの人が帰ってくると「なんでこんなに遅いんだ、腹が減ってるんだぞ」と鳴いている。
もっとも、ここ数年は帰省する期間が長くなって、多少は「ごはんくれそうな人」に格上げされてきていたのですが、この8月に戻ってきたときには、すでにごはんは食べない状態に。水だけで半月ばかり元気に歩き回っていましたが、やはり最期は近かった。
17年で、特に病気らしい様子もなく、天寿を全うしました。長生きな方で。
こちらもいろいろと癒やされたりしていたわけで、そのことに強く感謝。
お疲れ様なのであります。