興味深いサービスが来年春からはじまるようで。

JVC・ケンウッド、クリアなラジオ放送+付加データ受信の新サービス発表[マイコミ]

090930_04a.jpg家の中など受信が困難なところでも、インターネットにつながっていれば、そちらからクリアな音声と番組データを受信できるシステム。

放送局には「県域」というどこまでも飛ぶ電波の特性とは無関係な営業区域という守るべきものがあるので、日本ではネットでの同時配信はほとんどなし。このM-LinXでは独自の地域特定技術で、電波は受信できなくとも本来聞ける放送をインターネット経由で聞けるようになる。

自分の地元は県境なので、宮崎の放送も鹿児島の放送も受信できる。最近は電波障害が増えて断続的にノイズが乗ったりして、鹿児島のAM局(MBC)は20年前より全然聞こえなくなった(この間中継局に変化があったことも理由かもしれないけれど)。

もちろん、ケーブルテレビの再送信という方法は存在する。けれども、宮崎県域のFM放送しか再送信されていないので、ラジオよりも受信できるチャンネルが少なくなる。しかもFM局はもともと受信状態がいいので、再送信の意義をあまり感じない。ケーブルテレビはAMの再送信をやっていることはあまりない。

この新しいシステムで、「県外の局であってもラジオで受信できている放送ならばクリアな音質で聞ける」となれば、かなり買いだなと思う。

この独自の「地域特定技術」が肝のようなので、宮崎県に住んでいるのだから鹿児島の放送は聴かせないというような仕組みではないだろうなと思う。

– – –

地デジの再送信問題でも「放送対象地域」の定義がはっきりしていないので、全国の県境で問題が起こっている。

自分の解釈は、番組内容や営業範囲の目安であって、この範囲以外に放送が聞こえてはならないという意味ではないと思うのだが、放送業界はそれでは困るらしい。

とはいえ、東京タワーから送信されていてかなり広い範囲で聞けるTOKYO FMやJ-WAVEの放送対象地域は「東京都」だけ。それでも、都外のケーブルテレビ局でも再送信されているのは「実際聞こえている」からだし、これを聞けなくしたら意味がないから。

かと思えば、「放送対象地域」が東京都23区、さいたま・横浜・川崎・千葉と成田空港であるInterFMは、市川のケーブルテレビでは再送信されてなかったりする。設備の問題だろうけど、要望したとしてケーブルテレビ局には義務はない…。

M-LinXはどういう技術で解決してくれるのだろう…。そして、FMよりマンションでの受信環境が悪いAM局がこの仕組みに参加してくれるかどうか…。

来年4月が楽しみ。

Written by Coga

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA