Retina!!と感動しつつ、これからのWeb画像を考える

PNGの画像

正式名称(?)「The New iPad」さんが我が家にやってきました。冷え冷えで。
一番のポイントはRetinaディスプレイと言われる高画素の表示。店頭で動作しないけれど液晶の画面がはめ込んである「冷モック」みたいな表示は、ひょー、と感動。もちろん、じーっくり見ればもちろん液晶の粒が分からないでもないですが、初期のワープロで打ち出した印刷よりは、ギザギザしてません。

が、画像が高画素対応していないので、画像のちょっとぼんやり感が気にならないでもない。写真の場合はそれほど目立たないけれど、画像化された文字だと、タイトル文字だけがギザギザ、小さい本文文字はなめらかになってしまっている。

なんか、イヤー。

iPadのウェブサイトはすでにRetina対応していますが、ブラウザを判別して表示する画像を切り替えていて、アクセスしたあとしばらくすると画像が差し替わって「カリッ」とします。つまりは、HTMLコード一本でなんとかなる、わけではなさそうです。

しかし、そのうちPCでもこの表示に対応するようになったら、どうなるんだろう。スマートフォンのようなモバイル端末ではデータ量が小さいに越したことはないわけで…、全部が全部高画質な画像を当てはめてはいけないような気もします。

ベクターデータのSVG形式であれば、画素数など関係なくなめらかに表示されそうですが、はてうまくいくのだろうか…ってことで画像を貼ってみようとしたら、WordPressに拒否られました(^^;)。まだ、無理です(早急に諦め)。

実際のところ、標準対応しているブラウザが多くはない状況では、すぐにSVGにはならないと思うものの、すでに「Web用画像は72 dpi」という世界ではなくなったというわけで。iPad買って逆にブルー気味になっている人は、そんなに居ないでしょうけれど。

もう、ぜんぶPDFで…(え?)。そうやって、印刷に戻っていけばいいのさ。
なんか、ページレイアウトソフトからそのまま出力、なんてことにねぇ。

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