なかなかのビッグニュースなんじゃないでしょうか。
iPhone/iPod touch用アプリケーションを使った実証実験では、TOKYO FMの地上波FMラジオ放送を24時間・インターネットサイマル(同時送信)で実施する。利用者は3Gまたは無線LAN回線を使ってラジオを聴取できる。
J-waveの方が先にやるんじゃないかと思ってましたが、Brandnew-Jの配信はごく一部。こちらのTOKYO FMの場合は、基本的に24時間すべて配信(権利上NGな部分は流れないものもあるとか)。ただし、現在地をきちっと把握して、関東(or首都圏)のTOKYO FMエリアで以外では聞こえないようにもなっているようです。
つまり、来週は宮崎で過ごしている自分は、アプリをダウンロードしてもウンともスンとも言わないということになります(フンだ、別の方法で聞くさ。っていうかあんまりTFM聞かないけど)。
気になるのはあくまで「1年間の実験」。以前、実験的なデジタルラジオを、突然にスパッと辞めてしまったこともあるTOKYO FM様なので、どうなるやらです。首都圏以外から聞くときには有料ということになるかもしれませんし。
来春、ビクターから発売される予定のRYOMAのシステムにも参加しているようですし、新企画には積極的。
というか、ラジオ業界もリスナーに聞いてもらえないと、CMが入らないわけですし。TOKYO FMの場合はJFN加盟の38社があるので全国配信は難しいでしょうけど、地域ごとにバランバランにアプリが出るような状況も正直うざったいかも。もし、全国のJFNが参加するならば、1つのアプリで自動的にエリアを切り替えられるとよいなと思いますが。
あとはJ-waveがどう出るかもありますし、鉄筋コンクリートマンションで、てんで聞こえないAMラジオ局がもっと積極的になってほしいところですわな。