Microsoft Office 2011 for Macはどうだろうか。

いやはや。なんだか更新ができないまま(twitterはやってるんですが)10月も終わり。しまったー。

Microsoft Office for Mac 2011について・・・。なんとなくVistaとWindows 7の関係に似ているような気がしますね。2008でボロボロだったものが、2011で安定版になったというか。

本来は新機能がいくつか追加されていて、2008で失われたVBAなんてのも戻ってきたり、OutlookのMac版が誕生したりしているわけですが(注:Home and Businessにしか入ってません)。

そんなことやってる場合か?っていうバグが残されたまま。

フォント一覧のメニュー表示の遅さ。

Word 2008で「文書を作る」ということをあきらめるほど遅かったのですが、基本的にはそれは変わらず。フォントのデザインなどをメニュー内に表示させるというWYSIWYG機能のせいか、メニューを表示するたびに、キャッシュデータを参照するみたいです。

今時珍しい時計アイコン&ビーチボールを両方表示するという状態。

ただし、各Fontsフォルダにインストールされているフォント数が多いことが原因のようで、これを減らすと劇的に変わります・・・。

しかし、我々はMacユーザー。DTPやWebなどデザイン業務で使っている人も多く、AdobeのCSなどを購入するとフォントをごっそりインストールされるのが常。いろんなフォントの中から選びたいというのが性。フォントを減らすということはありえないのです。

ちなみに、MacOSXにはFontBookというフォントを管理するソフトが標準でついてきて、使わないフォントを一時的に停止することができます。しかし、Microsoft Officeに反映されてないこともあるようで(起動のタイミングによるのかも?)。

もちろん、それ以外の部分でのキビキビ感は確実にアップ。Excelなどフォントの変更を行う作業が少ない場合はすばらしいキビキビ(というか2008は再計算やエラーチェックが遅くて話にならなかったので、OFFにしてましたし)。ならば、Excel単体で購入すればいいと思うぐらいですが、俄然、統合版の方が安いのでこっちを買いましょう! Outlookがいらないという人(ほとんどでしょうが)はHome and Studentで十分!

少なくとも2008の操作感で苦しんでいる人は、2011を買って損はないと思います。2004で困ってない人はそのままでもいいと思いますが、OSと相性が悪いようなら2011に。

ただ「パフォーマンスが向上」という売り文句に過度な期待は禁物です。「パフォーマンスがようやく使える範囲にまで向上」ととらえてくださいませ。

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なお、フォントメニューの問題についての解決法を一つ。

Adobe製のソフト以外では使わないだろうなーというフォントは、/Users/(ユーザー名)/Library/Application Support/Adobe/Fonts というフォルダの中に入れるとOfficeでは認識させずにIllustratorなどだけで見えるようにできるようです。

苦しんでいる人は試してみましょう。

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