5月に滞在先から自宅に戻ったところフッと症状が消えていたこの件。
6月末にMacOSX Yosemite 10.10.4 のアップデート以降、じんわり再発…。
最悪の場合、スリープ解除後5分ほどで…ふっと途切れてしまうように。
これを解決するためにはWi-Fiを切にして…入にするだけ。
それだけではあるので、再起動したりして長時間作業が中断することはない。しかし、何の前触れもなくネットワークがお留守になるのはやはり気分のよいものではない。
と、いうことで原因を探ってみることに。
レートも落ちないし品質問題なし。でも黄色のところあたりで実は全くネットは見られないし、Dropboxは接続が切れて同期が止まるし、Mailはエラーを頻発。
同時間帯にMac miniやiPhoneでは接続に問題は起こっていないので、ルーターより先のWAN側には原因はなさそうだ。
そういえば10.10.4のリリースノートには、
・Improves networking reliability(ネットワーク接続の信頼性を向上)
とある…けど、逆にうちでは信頼性が地に落ちてしまってる( ꒪⌓꒪)
この10.10.4ではdiscoverydの代わりに先代のmDNSResponderが復活している。「ネットワークの信頼性改善」の中身としてはこのmDNSResponderと思われる。
コンソールを監視しているとmDNSResponderが関わるエラーは確かに出ている。
ただIPアドレスを直接指定して接続できないとなると、DNSだけでは説明がつかない。
あと考えられる問題としては、
- ルーター(auひかりのAterm BL900HW)との相性問題?
- そもそもMacBook Pro Retina 13-inch(Early 2015)のネットワークが弱いのか
- 無線に関わるハードウェアがしばらく使うと熱で逝かれる個体なのか?
- Bluetoothが「使用不可」表示になってしまう問題と関係があるのかどうか。
どれにしてもMacBookを診てもらったほうがいいんじゃないか、と思うのでAppleサポートにお電話。
なお、これまでに試したもの
- 普段使っているFirefox、Chromeを使わずにSafariだけを使ってみる → 同じく止まる
- OSをガバッと再インストールする → 無意味、あるいは悪化してる
- OSをcomboアップデートで上書き → 無意味というよりどうも悪化
- ネットワーク接続先を全削除 → しばらくすると戻る(iCloud経由で設定が帰ってくるから?)
- plistを捨ててみる → 変わらず(しばらくすると戻る)
Appleのサポートにはこのような事情を話しつつ、現在の環境を再確認。うーん、ということで、いままでにあまりやっていない「ネットワーク設定の新規作成+ルータの再起動」を提案されました。
- 現在のシステム環境設定>ネットワークの設定に入る
- 「使ったことのあるネットワーク」を1つのみに(他は削除)
- IPv6の設定をリンクローカルのみにする
- ここまでの設定を適用
- ネットワーク環境>ネットワーク環境を編集…で新しいネットワークを作り適用
- システム終了
- ルータの電源を落とす
- しばらく待つ(5〜10分程度)
- ルータの電源をON
- MacBook Proを起動
このような流れでやってみました。それから10時間ほどが経ちましたが、いまのところ切断される状況はない様子。
治ったかもしれない?という段階ですが、解消したのはこのあたりでしょうか。
- MacBook Proに残るネットワークの情報がリセットされる
- もしかするとルーターに残るMacBook Proと相性の悪い部分がリセット
ルーターそのものに決定的な問題があるとは思えないのですが、自分の使っている範囲ではAtermとの相性が100%よいわけではないというのも以前から感じているので、なんらかのきっかけで相性が悪くなっている部分があるのかもしれません。
しかし、コレで本当に大丈夫なのかしら。世間で言われているYosemiteのWi-Fi問題はコレのことなのか、そもそも802.11acに対応した頃(チップが変更になったタイミング?)から言われているWi-Fiとの相性問題なのか…自分のMacで起こっている接続不良がどこから来るのか結局分からず仕舞い。
しばらく様子を見ることにします。
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↑ Atermとの相性が悪いのならコレ買っちゃおうかなーなどと迷いが出ました(だが高い(´д`)