Adobe Creative Suite 5.5 Design Standard Macintosh版なんなんだろう。

一ヶ月前 Adobe Creative Cloudの発表がありまして、11月10日のその価格が発表。
Adobe Creative Suiteのアプリケーションが全部使えて月額¥5,000(税抜)也。Creative Cloudが来年春から年間63,000円で使えるようになります。

あら?と思ったのは、現在のサブスクリプションサービスはProduction Premiumは月額 ¥12,000で、結果的に半額以下になったことに。あらま、安い。

ただ、自分の場合はDesign Premiumなのでアップグレード料金は約8〜10万円。1年半程度の間隔でしたので、18ヶ月と考えると5,444円。ほぼ同じぐらいを支払っていたことになります。同じぐらいの金額でPremiereやAfter Effectsまで使えるようになるのならいいか…と一瞬思ってしまいますが、そもそも、今年の4月にCreative Suite 5.5と同時に始まった月額サービスを1年後に値下げするということはどういうことか…。

結構苦しいんじゃないかと思います、Adobe。

一旦購入すれば、以降はアップグレード版を購入することが出来るわけですが、新しいユーザーの数<古いユーザーの数なので、新製品を出したとしても実質的にアップグレード料金を払う人の方が多数。開発費を回収するためには、アップグレード版がそれなりの価格になり、そこを基準として新規版はべらぼうな価格設定に。20万近くするCreative Suiteを一般ユーザーがホイっと買えないわけで、アカデミック版で最初に買ってくれないと新規ユーザーも増えてはいかないし、古いユーザーもいずれ減る。微妙な悪循環。

どこか殿様商売になりつつあったのかなと。今では、Adobeの各ソフトのライバルは存在しないも同然。

IllustratorのライバルだったFreeHandはMacromediaがAdobeと合併して消滅(そもそもAldus FreeHandなので出戻り、IllustratorやInDesignにその面影があるような気もする)、InDesign(というよりはPageMaker)よりもスタンダードだったQuarkXPressは高額なアップグレード料金をふっかけて自爆(今のAdobeと重なるところもありますが)。Adobe側もGoLiveがDreamweaverに座を明け渡して消滅してますが、なんだかんだでスタンダードをAdobeにまとめられてしまった。うまくやられた…。

探せば別のソフトはいっぱいあるわけですが、慣れた使い心地や、唯一の機能、たまに存在する連携機能みたいなものが、Adobeから離れられない依存状態を作ってしまってる。かくいう自分も、Adobeの支配下から何度も逃げだそうと考えてますが、結局は居残ってる。Illustratorがワープロ代わりにも使うし、Dreamweaverはエディタとしては不完全だけれどもサイト全体の見通しが良い、ちょっとした画像データはFireworksで作った方が早い、PDFはAcrobatで作らないと時々読めないし。

なんだか脱線してますが。そんなAdobe、月額いくらで使い放題〜になるのは当然の着地点なのかも。
いやしかし、月額5,000円は妥当なんだろうか。あと半年ありますので考えてみたいと思います。でも、いつのまにか金銭感覚がマヒしてしまう。月々いくらって怖いわ。リボとか携帯電話の分割払いとか避けてるのに、やってることは一緒のような気がして(厳密には利息がないから違うけど)。

ふぅ。

Written by Coga

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