世界標準時の12月31日午後11時59分59秒のあとにうるう秒が挿入されますが。
日本時間では朝9時の直前に1秒だけ挿入。来年の元日は1秒だけ長いから2009年が1秒長い。うるう秒が挿入される時点でまだ年を越していないところでは2008年が1秒だけ長いってことで、わけがわかりません・・・。時間の概念は難しい。
まぁ、パソコンの時間はタイムサーバーと同期されれば大丈夫だし、自動的に時間を合わせてくれる機能があるDVDレコーダーも大丈夫と・・・。安心していたら、ふとUnix時間のことを思い出しました。
time_t型という1970年1月1日からの経過秒数で日付や時刻を表すあれです。32bitだと2038年1月19日3時14分7秒に溢れてしまうという2038年問題があるのですが、もしかしてうるう秒も問題になるんじゃないの?みたいな心配が。
うるう秒は秒数のずれが大きくなる前に臨時に入れられるもので、半年前ぐらいにならないとわからない、そうなるとシステム的に初期状態で対応している・・・というものではないはず。
実際はどうなるかというと、time_t型はうるう秒を「数えない」んだそうで、UTCで2008年12月31日午後11時59分59秒と60秒は同じUnix時で表現されるようです。
ウェブ上のシステムで秒単位の表示を必要とする場面は少ないので問題は起こらなそうですが、通信会社や銀行などではそれに起因するような問題が起こらないか監視するそうですし・・・、いちおうパッチもあるようだし。
全然、うるう秒とは関係ない問題ですが今日も新幹線がシステムエラーで止まってしまいました。なんだったんでしょうか。