DiXiM Digital TV – DigiOn, Inc.
こちら1000円のアプリではありますが、最近のDIGAを利用している人にとっては必携のアプリかも。
これまでTwonky BeamではDIGAについては動作確認がされておらず、持ち出し用のファイルを作った番組についての再生ぐらいしかできませんでした。ライブチューナーも非対応だし、持ち出しを作ってないものは画面が固まってしまう。
これが今回のDiXiMではちゃんとライブチューナーにも対応、持ち出し番組を作っていなくてもリアルタイムにトランスコードされたものが出てきます(でも持ち出し番組を自動で作る設定はそのまま継続。理由は後述)。
我が家で使っているのはBZT710で2011年モデル。2012年以降のモデルでは720pで出力されるので画質はくっきりですが、2011年モデルは360pでの出力なので画質的には多少ぼんやり。とはいえ、それほどに荒が目立つとも思いません。
2011年以前のモデルで気になるのは、処理能力の低いので映像が出るまではちょっと待たされるところ。20秒前後ですが、だめな人はだめかも。ただし、録画時に自動的に持ち出し番組を作っている場合は、そのファイルが再生されるので、動作が軽快。ということで、すべての予約で持ち出し番組を自動設定しておいた方がよいと思います(容量はちょっと使いますけど)。
SONY製レコーダの場合は、Twonky Beamと密に連携しているようなのでそちらがよい部分もありそうですが(映像を見るためのアドオンも700円でちょっとお安い)、Twonkyでソニー製BDZのライブチューナー機能を使ってみたところ、待たされたりアプリが落ちたり止まったりということもあったので、Twonkyの安定性はSONY製でも保証されているわけではなさそう。
DiXiMのアプリではSONY製チューナーにも対応しているようなので、そこらへんどうなんでしょう…と思っているところ。
それにしても、ビデオレコーダの中にある番組を自宅で見るっていうだけで、セキュリティ証明書とか、1000円のアプリとかが必要で、複雑な著作権保護の動画でアプリの安定性が削がれているようにしか思えない、こんな状況が「?」マークなのは相変わらずですが。
テレビ以外のディスプレイでは見てほしくない…と言っている間に…。